職業訓練・プログラミングスクール・就労移行の選択

雑記

発達障害の人は、一般的にプログラミングが得意だと言われております
そのため、発達障害の人向けの就労移行支援もあったりします。他にもプログラミングスクールに行く選択、職業訓練に行く選択肢もできます!
これらを比較検討し自分にあったところを選択しましょう

まずは、簡単にまとめさせていただきます

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どれも目標としては就職するという目標があります
就職するために、必要な技術を学習しますが、長所・短所あります
カリキュラムの良し悪し・施設との相性は人それぞれなので一概にこれがベストというのはありません。また、修了したからといって必ずしも転職が保証されているものではありません
結局は自分の努力・頑張り具合が全てということを念頭に置いてください

職業訓練

コースによっては公共の施設で行うもの、あるいは民間のスクールが受け入れているものの2通りがあります
プログラミングであれば、後者の方が多いと思います

スクールでほぼ同内容の受講が可能です
そのため、環境は整っているところが多く、カリキュラムがしっかりしております。また、就職に役立つ学習もカリキュラムに含まれます

こちらは、原則時間帯が決まっており、一般的な職業訓練であれば6時間くらいだと思います
スクールにもよるでしょうが、PCの初歩的なところから始めるところもあるので、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません

給付金がもらえるメリットはありますが、カリキュラムが限定的(一部の言語しか勉強しないなど)であり、面接があり倍率が高いコースがあるなどハードルは高めです
通う場合は、開始時期・学習するコースをしっかりと調べた上で受けることをお勧めします

プログラミングスクール

ここ数年で増えているプログラミングスクールです
プログラムに特化しており、職業訓練よりも実践的なことを学習することが多いです

入学に数十万円払うところもあれば、無料で受けられるところもあるようです
その代わり、カリキュラムはかなりしっかりしているので初心者でも数ヶ月でそれなりのスキルを身につけることが可能です。朝から夜遅くまでみっちりあるところもあります
少しでも早くスキルを身につけたいのであればプログラミングスクールが良いでしょう

また、いろんな企業と提携しているスクールもあります
卒業生を受け入れてくれるところもありますが、もちろん行けるという保証はありません。ただし就職出来なかった場合、条件つきで返金してくれるところもあります

スクールの担当の人とじっくりと会話し、本当に自分に合うかどうか、高いお金を出して払う価値があるかどうかをしっかりと考えていくことをお勧めします
ビジネス系YouTuberで推している人は多いのですが、実際にスクールに通っている人の動画も多数投稿されているので、両方に目を通して比較して決めましょう

参考にスクールを1つ紹介します。「DMM WEBCAMP」です
厚生労働省のお墨付きのスクールなので、安心できると思います

就労移行支援

詳しくはこちらをご覧ください

こちらも種類は多いですが、プログラミングに特化している支援所があります
職業訓練とプログラミングスクールが通常の学校や塾としたら、就労移行支援は公文式のような、自分の力量に合わせて特訓するスタイルのため、プログラムが初めての人でも安心して行えるのがメリットです

利用料金に関しては、多くの人が無料で使えます
また、抽選のある職業訓練、お金がかかることがあるプログラミングスクールとは違い、障害を持つ人であれば入りやすいのが強みであり、就職が決まった後は定着支援をしてもらえます

職業訓練とプログラミングスクールが3ヶ月程度と割と早いのに対して就労移行支援は最長2年です
そのため、じっくりと腰を据えて職を見つけたい人向けです

まとめ

簡単にまとめると

どれが最善かは自分の環境次第
スクール(訓練所)との相性は入らないと分からない
最終的には自分の努力次第

どれも一長一短であり、ある程度は学習できるものの、実際の就職に漕ぎ着くには相応の努力を行うことが必須です。プログラミングスクールに通ってカリキュラムを修了したとはいえ、しっかりとしたポートフォリオを作成しなければ就職にたどり着くことは非常に困難でしょう
また、プログラミングというものも、合う人はどっぷりはまると思いますし、合わない人は勉強しても理解が難しい分野です。無理してプログラマーを目指す必要はないと思います。学校以前に少し体験させてもらい、ついていくのが難しいと思えば諦めるのも一つです
プログラマーの方が良く言われることですが、入ってからもずっと勉強、人によっては休日も勉強している人も多いハードな業種です。新しいプログラム・フレームワークが次々と開発され、技術の移り変わりが激しい業種です。しっかりとした教育環境がある会社もあれば、使い捨てのような扱いの会社もあります。その2点を念頭に置いておきましょう

基本は自分の境遇で決めればOKだと思います。失業したてであれば職業訓練、お金に余裕があり少しでも早く勉強して就職したければプログラミングスクール、じっくり学習したい・就職後のケアも必要であれば就労移行支援と言った感じでしょうか

また、どれにも通わず、独学で勉強して環境を整えることも十分に可能だったりします
時間はかかるとは思いますが、Progateなど無料・少額の課金でガッツリ勉強することもできますし、市販の本を買う・プログラム関連の動画を見るなどして自分の力のみで就職も狙えます。便利な世の中になったものです
無理に上記の3つに通わなくても、独学でも勉強できるということを覚えておいてください

いずれのカリキュラムを修了しても、あくまでも「未経験」の就職活動になります
経験のある人が有利なのは間違いないのでライバルは訓練・スクール・就労移行修了者になります。いかに差をつけられるか、区別化できているかが見られるか、その点が焦点になるかと思います

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